選挙ハック

選挙の種類

選挙の種類をわかりやすく説明します。まず、おおまかに分類して選挙は4種類あるといえます。

選挙の種類4つ

また選挙の目的は、◇国会議員や都道府県知事・都道府県議会議員、市区町村長・市区町村議会議員など、公職の人を選ぶための選挙、または、◇任期満了、議会の解散、議員の欠員などのために選挙を行う場合があります。

国政選挙

国政選挙とは国政に関わる選挙であり、国会議員を選出する選挙です。国政選挙は、衆議院議員選挙と参議院議員選挙の2種類があります。

国会議事堂

日本は二院制で、国会議事堂を正面から見て左側が衆議院、右側が参議院です。

衆議院議員選挙と参議院議員選挙どちらもそれぞれ◎小選挙区選出 ◎比例代表選出と二種類の選出方法があります。詳しくは以下のページをご参照ください。

地方選挙

地方選挙には①地方公共団体の長の選挙②地方の議会議員を選ぶ一般選挙③新しく地方公共団体が設置された場合に、その議会の議員と長を選ぶために行われる設置選挙があります。

全国的に期日を統一して行う、地方公共団体の長と議会の議員の選挙を【統一地方選挙】と言います。

地方選挙の主なものは、

◇都道府県知事選挙◇比例代表選出 ◇都道府県議会議員 選挙 ◇選挙区選出 ◇市区町村長選挙 ◇比例代表選出 ◇市区町村議会議員 選挙 があります。

特別の選挙(国政/地方選挙)

そのほか、 特別の選挙(国政/地方選挙)と呼ばれるものがあります。

再選挙(選挙のやり直しや当選人の不足を補う) 選挙が行われても、必要な数だけの当選人が決まらなかったり、投票日の後で当選人の死亡、当選の無効があったなどの場合で、しかも繰上当選(繰り上げる場合がある)などによっても当選人がなお不足する場合に行われる選挙です。一人でも不足する時に行われるものと、不足が一定数に達した時に行われるものがあります。
補欠選挙(議員の不足を補う) 選挙の当選人が議員となった後に死亡や退職し、しかも繰上当選によっても議員の定数が不足する場合に行われる選挙です。再選挙とは、その人がすでに議員であるかないかという点が違います。ただし、すでに議員であっても選挙違反などにより当選や選挙自体が無効となった場合は、再選挙となります。 ※国の選挙の場合、原則として、補欠選挙は年2回、4月および10月の第4日曜日に行われます。
増員選挙(議員の数を増やす) 議員の任期中に、議員の定数を増やして行われる地方公共団体の議会の議員の選挙です。 ※地方公共団体の議会の議員の再選挙、補欠選挙または増員選挙は、任期が終わる6カ月以内に当該選挙を行うべき事由が生じた場合には議員の数が定員の3分の2に達しなくなったときを除いて、行わないこととされています。
注意点 知事や市区町村長の死亡・退職 知事や市区町村長が死亡や退職したときは、補欠選挙ではなく、一般の選挙として行われます。